【画像 / 動画あり】新日本海フェリー 舞鶴⇔小樽「あかしあ」「はまなす」の感想


先日5/25~6/1に、新日本海フェリーに乗って北海道へ旅行に行ってきました。
実際に乗ってみた感想ですが、とても満足できる船旅ができました。
サービス内容や客室の様子を乗船記として書かせていただいたので、乗船を検討されている方は是非参考にしていただければと思います。
なお、今回 舞鶴~小樽 区間で乗船したので、そちらのレビューを書かせていただきます。

往路:舞鶴 ⇒ 小樽 あかしあ
復路:小樽 ⇒ 舞鶴 はまなす

船内や客室の様子を動画にアップしたので、こちらも是非ご覧ください。


アクセス

舞鶴フェリーターミナルまで
3通りの方法があります。
わたしはバスで舞鶴フェリーターミナルへ向かいました。
以下、大まかな流れを書かせていただきましたが、アクセス詳細は公式サイトをご覧ください。

1. バス
以下2通りの方法があります。
バスは要予約です。

・神戸三宮バスターミナル ⇔ 舞鶴フェリーターミナル
 大人2,100円 小人1,050円 (片道)

・大阪なんばOCAT ⇔ 舞鶴フェリーターミナル
 大人2,400円 小人1,200円 (片道)

<ネット予約>
日本交通株式会社のサイトより

<電話予約>
日本交通 (06)6576-1181 <営業 8:00~20:00>
京都交通 (0773)76-8800 <営業 8:30~19:00>

2. 電車+タクシー
JR東舞鶴駅(北口)より約2.3km (車 約7分)

3. 車
公式サイト「お車」の項目をご覧ください。

※補足※
下船後、小樽フェリーターミナルからJR小樽駅まではバスやタクシーで向かいます。
(南小樽駅や小樽築港駅までなら頑張れば徒歩でも向かえます。)
バスで向かう場合は 下船当日20時までに船内案内所にて申請を行う必要があるのでご注意ください。
詳細は公式サイト「連絡バス」の項目をご参考ください。
小樽フェリーターミナルまで
小樽フェリーターミナルの最寄駅は「JR南小樽駅」「JR小樽築港駅」です。
このどちらかから向かう場合は頑張れば徒歩でも行けます。
「JR小樽駅」から向かう場合はバスやタクシーで向かうことをオススメします。
わたしは南小樽駅から徒歩20分で向かいました。

1. 電車+タクシー or 徒歩
JR小樽駅より
⇒タクシー 約10分

南小樽駅 or 小樽築港駅より
⇒徒歩 約20分
⇒タクシー 約6分

2. バス
JR小樽駅 / JR小樽築港駅 ⇒ 小樽フェリーターミナルのバスがあります。
一日2、3本しかバスがないのでご注意ください。
詳細は公式サイト「連絡バス」の項目をご覧ください。

3. 車
公式サイト「お車」の項目をご覧ください。

運賃・割引

<運賃>
時期によって、期間A(閑散期)、B(通常)、C(多忙期)と分けられています。
AとCの差額はなかなか大きいので、予算に合わせて旅行する時期を決める必要がありそうです。
わたしが予約したステートB(個室・和室)の部屋ですが、期間A(19,430円)と期間C(27,040円)では片道7,610円の差額がありました。
運賃の詳細は公式サイトの「旅客運賃」の項目で確認ができます。
また、追加料金を払えば自家用車を乗せることもできます。
料金は公式サイト「乗用車航送運賃」の項目で確認ができます。

<割引>
時期によって行っている割引サービスが異なります。
コチラのページの「割引一覧」の項目にて現在行っている割引サービスの確認ができます。

※補足※
「往復割引を適用させたいけど、復路便に乗船する日程がなかなか決まらず、ネット予約ができない、、、」という場合は直接電話で問い合わせると柔軟に対応していただけます。
わたしが電話で問い合わせると「往路便に乗る日までに、復路便に乗船する日にちが決まれば往復割引を適用させることができる」と案内していただき、往路便の予約を先に行っていただけました。
(結局、期日までに復路便の日程がなかなか決まらず往復割引なしで乗船しました。笑)

船内マップ


混雑状況

今回、往路は土曜、復路は金曜に乗りましたが、期間Aということもあり、全く混雑している様子はありませんでした。
乗船前の待合室では20組程のお客さんがいたように感じますが、実際に乗船してみると廊下では全く誰ともすれ違うことなく、レストランでも朝、昼は3、4組程度のお客さんしかいませんでした。
夕食の際は少し人が多く感じましたがそれでも7組程度だったと思います。
日没前のオープンデッキにはチラホラ人が出てきてましたが、それでも場所を取り合うことなくゆったりと夕日が沈む様子を見ることができました。
(あいにくの曇り空でしたが)

客室

<広さ>
ステートB(個室・和室)の部屋に泊まりました。
ある程度予想はしてましたが、畳3帖の部屋で狭かったです。笑

今回は2人での宿泊だったので1人1帖使い、余った1帖を荷物置きスペースにしました。
なので、狭いとは言え、きちんと物を置くスペースは確保できていたので快適に過ごせました。
3人だとちょっとキツいかと思います。笑
個人的に、コンセント(電源)がたくさんあったのがすごく嬉しかったです。
客室に計7つ、洗面所にも2つありました。
(こんなに使わないですね。笑)
エアコンもきちんと設置されており快適に過ごすことができました。

<設備>
ミニテーブル、テレビ、ポット、電話、洗面所、ミニクローゼット、エアコン
※シャワー室、トイレはなし。


<備品>
歯ブラシ、パジャマ、ミニタオル
※バスタオルは受付にて200円で貸出

食事

食事は「グリル」「レストラン」「カフェ」で取ることができます。

<グリル>
ちょっとお高めの上品なレストランという感じでした。


<レストラン>
お手頃価格で食事ができます。

★朝食




★昼食

▼ホエー豚の豚丼。
肉が柔らかくプリプリですごく美味しかったです

▼味噌ラーメン

★夕食

▼カツとじ 400円+ライス大 250円

▼ビーフシチュー 1,000円


<カフェ>
ドリンクメニューやソフトクリームなどのデザート、カレーやうどんそばなどの軽食を注文することができます。

トイレ

スイートルーム、デラックスルーム以外は共同トイレです。
ウォッシュレットがきちんと取り付けられており、きれいに清掃されていたので、共同でも全く気になりませんでした。
ちなみに他のお客さんと一緒になることは一度もありませんでした。

施設・設備

<大浴場>
浴室内にはシャンプー、コンディショナー、ボディソープがありました。
ドライヤーは3つ設置されてました。
綿棒や化粧水などの細かな備品は各自で準備が必要です。
船窓から見える海の景色がすごくキレイでした。

<プロムナード>
船窓より海を眺めながらゆっくり過ごすことができます。

<自販機>
ジュース、ビール、アイス、軽食、たばこの自販機がありました。





<公衆電話>
陸から離れると携帯電話の電波がなくなり使用できなくなりますが、急用の場合はこちらの公衆電話から電話をかけることができます。

<受付前>
記念写真を撮ったり、記念スタンプを押すスペースが設けられています。




<オープンデッキ>
いつでも自由に外へ出ることができます。
日没前になると乗客が集まってみんな写真撮影をしていました。
周りは海しか見えないので、海の広さを存分に感じることができます。





<ゲームセンター>
スロット以外は全く稼働してませんでした。笑
個人的に、漫画や雑誌を読めるスペースにしてほしいなと思います。




<カンファレンスルーム>
一回の乗船につき2回、こちらの部屋で映画の上映があります。
わたしが乗船したときは「ナミヤ雑貨店の奇蹟」や「ベイブ」などが上映されてました。


<売店>
カップ麺やおかし、ジュース、お酒、おつまみ、など、客室で食べれるようなものから、北海道みやげなど、色んなものが販売されてました。










<チルドレンルーム>
子どもが遊べるスペースもありました。

イベント

船内でクイズラリーのイベントが行われてました。
時期によってはビンゴ大会なども開催しているようです。
わたしが参加したクイズラリーは船内5ヵ所にクイズが設置されており、全問正解すると抽選で3名にプレゼントが当たるというものでした。

なんと、行きも帰りもプレゼントに当選しました。笑
帰りは彼も当選し、往復で3つもプレゼントをいただきました…!
きっとアンケート欄に枠からはみ出るくらい意見を書いたからだと思います。
ちゃんと見てくれてるんだなーと思いました。

携帯電波・Wi-Fi

陸から近い場所を運行しているときは電波がありますが、陸から離れると通信ができなくなります。
また、船内にWi-Fiはありません。
なので船内で時間を潰すために本や勉強道具、通信不要のゲームアプリをインストールするなどの準備をして乗船したほうがいいと思います。
わたしは脱出ゲーム系のアプリをインストールして船内を過ごしました。
(※クイズラリーのアンケート欄に、漫画や雑誌を設置してほしいと希望を書きました。)

総評

キラキラ豪華客船というものではありませんが、設備が整っているので北海道までの約21時間を快適に過ごすことができました。
クイズラリーや映画上映など、乗客を退屈させないための工夫もされている点もよかったです。
レストラン、プロムナードなど共用スペースも広くゆったりできる空間となっており、大浴場やトイレも清掃も行き届いているのですごく居心地が良かったです。
ご年配の方の利用率が高いように感じましたが、老若男女問わず満足できると思います。
交通費、渡航時間共に飛行機の方が勝っているように感じますが、たまには船でゆったりまったりの旅もいいのではないでしょうか(^^)


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